ズームカー

電車 21000系

南海高野線の急行・特急用として製造された車両です。
先頭車両に南海時代の急行のヘッドマーク「マル急」が付いてますね。
ズームカーは通称で、由来は、平坦区間から山岳区間までにおいて、広範囲に速度と牽引力を制御できる性能を備えた車両を、広角から望遠まで、広範囲に画角を変えられる、カメラのズームレンズに例えて、「ズームカー」と命名したようです。
カメラ好きには、親しみありますよね。
転勤で、南海高野線沿線に住んでいたことがあり、高野山に行くときに乗った記憶があります。
今回は、乗る機会がありませんでしたが、また訪れた際は乗ってみたい車両です。

空気感のある写真

旅行の写真を現像していたのですが、「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」の描写力が、単焦点レンズ並だと実感しました。
そう確信した写真を紹介します。

日の入り前、空がうす明かるい時の写真ですが、凛とした静寂、空気感を感じます。ブルーアワーの色再現がとても良いです。

日の入り後、雲の切れ間から日がさします。
太陽が地平線から顔を出したところを狙いたかったのですが、厚い雲に阻まれて断念。
しばらく待っていたら、雲に切れ間が出来て印象的な写真が撮れました。
こちらも空気感を感じる写真です。

泊まった部屋は、目の前に富士山や海が一望できます。
転落防止のため、窓は少しだけしか開けることができません。
わずかな隙間からレンズを差し入れて撮った写真です。
現像して驚いたのが、まるで単焦点レンズで撮ったような画像だったからです。
24mm、絞り開放(F4)で撮っていますが、周辺部も色収差や流れがなく均質感があります。
ニコンのZマウントは、マウント口径が大きくなり、光学設計の自由度が増しているのか、ズームレンズの描写性能は、単焦点レンズ並になっています。
単焦点レンズのように撮れるズームレンズ、ズームレンズの概念が変わったなと感じました。

南アルプスあぷとライン アプトいちしろ駅

奥大井湖上駅に向かうには、大井川本線から南アルプスあぷとラインに乗り換えます。
千頭駅は、大井川本線の終点であり、南アルプスあぷとラインの始発となります。
千頭駅の風景を撮ろうとしたのですが、乗り換え時間が5分しかなくて、小走りに乗り換えました。
アプト式機関車と連結作業する「アプトいちしろ駅」は、ゆっくり写真が撮れました。

アプトいちしろ駅から奥泉発電所に向かってかかる吊り橋です。昭和10年大井川電力が大井川ダム建設のための鉄道用吊り橋として建設された鉄道橋です。今は、役目を終えて産業遺構として開放しています。
しっかりした作りです。

大井川鉄道ED90形電気機関車

アプト式機関車の連結作業の風景です。
動画で撮影していたので、動画素材内の1フレームを画像として書き出しています。

日本唯一のアプト式鉄道
2本のレールの真ん中に歯車レール(ラックレール)を敷き、それにアプト式電気機関車の床下に設けられた歯車(ラップギア)を噛み合わせ、急勾配の線路を登り降りする鉄道。アプトいちしろから長島ダムの間にある1000分90という日本一の急勾配を運行します。

大井川鐵道

近畿鉄道16000系 
「モハ16003+クハ16103」:1966(昭和41)年竣工、2002(平成14)年譲渡、2004(平成16)年大井川鐵道にて営業運転開始

大井川湖上駅の紅葉が見たくて、静岡に旅行に行きました。
金谷駅で電車を待っていると、近鉄16000系の電車が入線してきます。
小中学生の頃、田舎の祖父母に会いに行く際によく乗っていたので、懐かしい車両です。
座席も当時のままで、気持ちは当時にタイムスリップしたように感じますね。
大井川湖上駅に向かって、旅の始まりです。

大井川鐵道の近鉄16000系車両ですが、ワンマン運転用に改造されています。
折り畳みドアは、当時のままです。

Kenko BLACK MIST No05

Z6II NIKKOR Z 24-70mm f/4 S Kenko BLACK MIST No05
70mm,1/8000,F4,ISO 500
 
「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」は、シャープな描写でボケも綺麗!!像の滲みもありません。
さらに、太陽などの強い光源にレンズを向けてもフレアやゴーストがほとんど発生しません。
写りには満足しているのですが、あまりにも写りすぎていて、シャープな描写に疲れる時があります。
Fマウントレンズ時代の若干色収差の残るソフトな描写が無性に恋しくなるんですよね。
そこで、コントラストを弱め、逆光や夜景の光を印象的にするソフトフィルターを使ってみることにしました。
購入したのは、「Kenko BLACK MIST No05」です。
ブラックミスト(Black Mist)とは、ハイライトとシャドウのコントラストを抑えて、柔らかい表現にする効果のことを言います。
早速、近くの公園で逆光を入れて撮ってみました。
これです!!光源が淡く滲んで、周辺がソフトな描写になっています。
高級なオールドレンズのような佇まいです。
うまく使えばレンズの隠し味の効果がありそうです。
ソフトフィルターのパッケージに、「映画のワンシーンのように」と書いてますが、その通りの仕上がりです。
しばらく、付けっぱなしにして、効果を確認したいと思っています。

夕方、暗くなってから、商店街の夜景を撮ってみました。
街灯・ヘッドライト・信号、あらゆる光源部に滲みが出ていて、シネマテックな仕上がりです。
雨や雪の日だと、より効果的でしょうね。

Z6II NIKKOR Z 24-70mm f/4 S Kenko BLACK MIST No05
70mm,1/80,F4,ISO 3200

月齢 5.2 2021/11/10

Z6II NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S DXクロップ 157mm
1/1000,f8,ISO 1600

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S で、月を撮ってみました。
上空の風が強いようで、雲が流れていきます。
視界が開けるまで待って、手持ちで撮りました。
月表面のクレーターが判るほど解像していますね。
遠景の描写良好です。
三日月は、満月と比べて明るさは約200分の1だそうです。
適正露出にするのに、今回は、シャッタースピードを優先しました。
ISO感度が上がりますが、Z6IIは高感度ノイズに強いので1600なら問題ないと判断しています。
コスパが良い焦点距離200mmの望遠レンズが欲しいな
Zマウントレンズ、「70-200mm f/4」が未だ発売されていません。
発売したら、すぐに買うのに・・・
ニコンさん、早く、発売して下さい。

ねこじゃらし

キンエノコロ (イネ科エノコログサ属)【金狗尾】

ねこじゃらしが、風にそよいでいます。
こちらでは、秋に見かける風景です。
さて、ねこじゃらし、関東地方でのとおり名ですね。
写真は、毛が金色に輝く美しい種類で、コツブキンエノコロ(小粒金狗尾)です。
キンエノコロより、穂が短いのが特徴です。
私的には、このサイズの方が見栄えが良いと思っています。

クモの糸に水滴

<最短撮影距離まで寄ってみました>

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
1/320 実効F値 4.5 (公称F値 2.8) 撮影距離 0.29m ISO450

<少し離れて、玉ぼけで遊んでみました>

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
1/320 実効F値 3.8 (公称F値 2.8) 撮影距離 0.33m ISO220

夜半に雨が降ったので、翌朝は水滴を撮るには、またとないチャンスです。
水滴を探していると、クモの糸に水滴がついて輝いています。
水滴を落とさないように、周辺の葉を避けながら、最短撮影距離、絞り開放で撮りました。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 、絞り開放からキレのある描写ですね。