電力自由化の注意点

東京電力比較1

年初から電力自由化の話題を多く見かけると思いますが、注意することがあります。

電力自由化で、どこと契約しても安くなると思っていませんか?
電気使用量によっては、電気料金が上がってしまうことがあることです。
東京ガスのシュミレーションを事例に見てみましょう。

扉の画像は、東京ガスの料金シュミレーション結果です。
もし、我が家で契約すると、1623円余計に支払いが増えます。

東京電力比較2

電力自由化の恩恵を受けるには、毎月の電気料金にボーダーラインがあります。
電力自由化で、電力販売会社が、お得感を出すには、毎月の電気使用量(電気料金)が多くないと、スケールメリットが出てこないからです。
毎月の電気料金が、8千円を超える方は、メリットを受けられますが、それ以下ですと、今までと変わらないか、損をする場合があります。

 8千円を基準に考えましょう!! 

表を見ると、電気料金が9千円超えないと、安くなりませんね。
我が家の場合は、電気料金が、総じて上がってしまいます。

なぜ、東京ガスの電気料金が高くなるのか?

東京ガスでは、毎月の電気料金の算定が、最初の140kWhまでは、東京電力より割高に設定されています。
そのため、電気使用量が少ないと、電気料金が高くなってしまいます。
基本料金も違っていますね。

140kWhを超えた電気料金は、東京電力より安く設定されています。
よって、たくさん電気を使わないと、安くなりません。

 毎月の電気料金の算定方法をよく確認しましょう!! 

 東京電力 VS 東京ガス 

基本料金(60A)
東京電力 1,684円80銭
東京ガス 1,814円40銭

最初の120kWhまで (東京ガスは140kWhまで)
東京電力 19円43銭
東京ガス 23円24銭 

我が家の場合、太陽光発電しているので、電気使用量がかなり少ないです。
東京ガスの電気料金の設定は、電気使用量が少ない家庭には向いていませんね。
電気使用量が多い家庭向けのメニューと言えます。

電力自由化になりますが、毎月の使用量の把握が、とても重要です。
すくなくとも、去年、1年間のデータを把握して下さいね。

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“電力自由化の注意点” への4件の返信

  1. デジモノステーションはありましたか?(笑)
    もう中古書籍でしか手に入らないはずなので、ヤフオクとかアマゾンの出品から入手するしかありませぬ。
    アクティベート期限はあるし、これから更に高くなるのかダブついて安くなるのか。どっちでしょうねぇ~

    1. ナイス兄貴さん、こんにちは
      デジモノステーション、ありませんでした。
      ひとつだけ、在庫あったようですが、どうも売れてしまったようです。
      ヤフオクかamazonで買うしかないですねぇ~

  2. 嫁さんが、電気代が高いと嘆いておりますw
    自由化の恩恵を本格的に受けられるのは、サービスが多様化してからになるでしょうね。
    安くなるのはもちろんありがたいのですが、その分携帯のように複雑な料金形態になりそうで、そこは考え物です。

    送電会社の分社化も行って初めて、本当のメリットが生まれてくるでしょうね。

    あとは、家庭用燃料電池が早く普及することを祈ります。

    1. ask-evoさん、こんにちは
      電気代高いですよね。
      電気は、総括原価方式になっていて、競争原理が働かないですから
      ま~ 電力会社とのガチガチの関係が崩れるのは良いかも
      仰るように、今は、長期契約は避けたほうが良さそうですね。
      送電会社の分社化しないと、競争が限定的になりそうです。
      家庭用燃料電池は、まだまだ高いですねぇ~

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