140mm トリミング
D7200 / AF-S DX NIKKOR 18-140mm
[ 140mm F8 1/500 ISO100 ]
200mm トリミング
D7200 / AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm
[ 200mm F8 1/640 ISO160 ]
テレ端(140mm)の解像感がみたくて、電波塔を撮ってみました。
驚いたのが描写の良さです。
以前、望遠ズームレンズで撮った写真と比較しても、差は歴然です。
望遠ズームレンズでは、もやっとした描写ですが、高倍率ズームでは、キリリとした描写になります。
DxOMark「Lens Metric Scores-Sharpness」の比較にも表れていますね。
AF-S DX NIKKOR 18-140mm 11 P-Mpix
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm 9 P-Mpix
DxOMarkのSharpnessですが、レンズの解像度を表すものです。
DxOMarkはこれをPerceptural Megapixel(P-Mpix)という単位で示しています。
P-Mpixは実用画素数といったほうが判りやすいです。
解像度の低いレンズを使った際に、カメラの撮像素子が持つ数多くの画素はひとつひとつがすべて像を細かく描き出すのではなく、潰れていくつかの画素は像の輪郭を構成する一要素になってしまいます。
P-Mpixはそういった形で画素が潰れた際に、いったいどれぐらいの画素の撮像素子を持つカメラと同じ程度の解像度になってしまうのかを示す単位です。
「11 P-Mpix」は、2410万画素の撮像素子を持つD7100とAF-S DX NIKKOR 18-140mmの組み合わせだと、1100万画素のカメラと同じ程度の解像度となることを示しています。
*D7200のテスト値は公表されていないので、旧カメラでの評価
乱暴な言い方ですが、D7200で使うレンズは、「10 P-Mpix」以上ないと解像力が足りないようです。
おはようございます。
ズームでこの感じだとかなり良いですよね。
デジタル一眼にした時にCanonの28-135のズームを買いましたが、調整しても解像感という言葉とは縁遠いレンズでした(笑)
bluemさん、こんにちは
高倍率ズームは写りが悪いと思っていたので、これだけ解像していると、イメージが変わってきています。
ただ、ニコンのズームレンズですが、発売してから年数が経っているものが多くあって、そのレンズのほとんどは、2410万画素の撮像素子を持つD7200では、役不足なんですよね。
APS-C機のレンズ選びは、難しいです。